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オンラインサロン週間レビュー No.164

弊社代表田中が運営しているオンラインサロンの今週の週間レビューです。


今週はデリバティブをやっています。

改めて証券会社の仕組みを書きますが、投資銀行はプライマリーといって、株式や債券を発行したり、M&Aを行い、プレスリリースを行う前の案件のアレンジを行う部隊です。

一方で、機関投資家営業部隊をセカンダリーと呼び、年金、生保、信託、投資信託などを顧客に持ち、彼らにプライマリーが発行した株式や債券を売る部隊がいます。

プライマリーとセカンダリーの間にはwallがあり、お互いに情報が漏れないように、かなり神経を使っています。

この二つ以外に、デリバティブチームというのがあり、証券会社よって、プライマリーに属するかセカンダリーに属するか、まったく別のチームとして独立しているかはバラバラですが、顧客(機関投資家や発行体)の要望により、金融商品をオーダーで作る部隊があります。オプションやスワップを駆使し、リスクヘッジを行う商品を開発したりする部署で、金融工学を用いるため、東大や東工大、京大、若しくは国立大の物理学科の院卒が商品を設計していました。

この辺のリアルな話は
黒木亮氏の「トップレフト」や「巨大投資銀行」に書かれています。

こういった商品の中に、信用度の低いローンを組み込んで高い利回りを提供しているモーゲージ(MBS)、CDOがあり、それを様々な発行体や機関投資家が保有していたところ、ローンの延滞が問題化し、その問題に端を発した米国バブル崩壊を動機に(サブプライムローンという債権をあたかも資本と思い込ませた借金の転売による多重債務)、多分野の資産価格の暴落が起こりました。

リーマン・ブラザーズもこの商品を組成し、販売していましたが、多大な損失を抱えており、2008年9月15日(月)に、リーマン・ブラザーズは連邦倒産法第11章の適用を連邦裁判所に申請するに至ります。この申請により、同社が発行している社債や投信を保有している企業への影響、取引先への波及と連鎖などの恐れ、及びそれに対する議会政府の対策の遅れからアメリカ経済に対する不安が広がり、世界的な金融危機へと連鎖しました。

それでは来週もデリバティブです。

引き続きよろしくお願い申し上げます。


【サロンonly 】

10/15 デリバティブとは?
10/15 デリバティブの由来
10/16 デリバティブの種類
10/16 デリバティブの区分け
10/17 債券先物価格の仕組み
10/17 先物為替価格の仕組み
10/18 先物取引の実務
10/18 裁定取引の例

【フィナンシャルトピック】

10/14 涙の交代…仲間が貫いた攻めるスクラム コーチも感無量

10/16 ビジネスDDのポイント2

10/17 ビジネスDDでポテンシャルを見るには市場の選定が重要

【投資銀行ライブラリー】

10/15 デリバティブ

【お知らせ】
弊社代表の田中が登壇した、先月のセミナーのDay2のみをご要望にお応えし、
別途開催しますご興味ある方ははぜひご参加ください。



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#上級ファイナンスを身に付けたい

弊社代表の田中は「Hiroの投資銀行サロン」というオンラインサロンを開設しています。 ここは、そのサロンの内容を垣間見ることが出来ます。 「Hiroの投資銀行サロン」 https://lounge.dmm.com/detail/174/ あのファイナンスやM&Aはどのよ...
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