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組織・人事の課題は社内でそれ自体、認識されていない場合も多い。

今日はビジネスインフラ分析です。

ビジネスインフラというのはどちらかというと
企業文化や従来からの人事優先度合いとか、雇用形態や給与水準、福利厚生など定性的な話が大きいです。それだけに結構組織の深部に浸透していて、これをなかなか変えることは難しいのですが、場合によっては、案件のノックアウトファクターになる場合があるので重要です。組織間の議論などは不毛な話ですが、現場では極めて重要になります。何故ならここまで客観的に組織文化を語れる人間がいないからです。

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ケース1
「製造よりも「販売」が強く製造にしわ寄せがきている

・営業は売上のみを目標としており、売上さえ上がれば良いという考えが多く、工場生産計画や在庫状況を考慮していない場合が多い。
・営業が短納期での契約を行うため、製造は見込み生産を増やさざるを得ない。
・営業からの需要情報が少なく、需要変動がつかめずに副資材などの在庫が多くなってしまう。

ケース2
「開発」が「製造」に配慮しておらずコスト削減が進まない

・一度量産化された製造ラインの改善が十分になされず、製造成熟に伴う製造原価の低減が少ない
・工場の工程を考慮してコスト削減を実施するような新製品開発を行っていないため、製造時の歩留まりが悪くなる傾向にある。

ケース3
「開発」と「販売」の連携が取れていない

・海外向けのOEM商品の開発では、顧客からの新製品開発要求を満たすことが出来ず、潜在的な受注を逃しているケースが複数ある。
・技術志向の研究が先走りしてしまい、顧客の要求に応えるための製品開発が遅れている傾向がある。

ケース4
「A事業部」と「B事業部」の関係性が薄い 

・人材交流がほとんど出来ていないため、お互いが持っている長所を共有し、それを生かすことが出来ていない。


ビジネスインフラ分析の重要性

・利益阻害要因の発見
ビジネスインフラは、支援機能という位置づけとされていますが、実際にはビジネスや利益のボトルネックになっていることが多いです。

最も多いケースは部門間の情報共有がうまく行われていないケースや不適切な業績評価目標が用いられているケースです。

・バリューチェーンとビジネスインフラは表裏一体
どちらが欠けてもビジネスが成り立たず、対象会社のコア業務でないからといって分析の省略をしてはいけません。

・全体最適の視点
ビジネスインフラ分析を行う場合は、全体最適の視点を持つことが重要です。製造・販売の間で情報共有が出来ていないケースは散見されますが、社内では問題認識されていない場合が多いです。

以上を気をつけて行うことが重要です。

【お知らせ】

弊社代表の田中がコメンテーターとして参加させていただきます。ぜひご参加ください。




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ジェイ・キャピタル・パートナーズ 【公式】

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#M&Aまとめ

最近は大企業同士のM&Aだけでなく、 コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)も盛んだけど、ベンチャー企業のデューデリジェンスや、株価算定、 条件交渉はどうしたら良いのだろう? そんな疑問にM&Aの入り口の話から、 して行きたいと思います、
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