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DDはまずスタンドアローンバリューを算出すること

以下はデューデリジェンスのステップです。

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大きくは事業構造分析と、業績構造分析に分かれます。

事業構造分析
外部環境分析
事業部別のインタビュー実施
業界専門家・FAアナリスト動向による工場・ラボの視察
業績構造分析
製品別収益性分析
損益分岐点分析
事業別PL、BS、CFの作成
修正事業計画の作成
スタンドアローンバリューの評価
現状の企業価値評価
事業部門別の事業価値評価
Go、NoGoの判断
シナジー効果測定
クロスセル
顧客基盤の拡大
コスト削減効果

買収後事業計画策定・リスクファクターの想定

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相対の取引で、
「100億円です。」
「わかりました。100億円で買います。」
という人はいないわけで、実際の価格合意
はもっと下のレンジになります。

それも踏まえたうえで、バイサイドで重要なのは、
いきなり自社で買収した場合、いくらになるかを考えるのでなく、まずは、

「この会社の事業の現在の正当な価値はいくらか」

から、考えることが、とても重要です。

これをスタンドアローンバリューと言います。

例えば、デューデリジェンスを行った結果、
いくつかの瑕疵、リスクファクターが見つかり、セラーズバリュー(Asking Price/ 言い値)から、それを減算したValuationとなります。

全てはこのスタンドアローンバリューから議論が始まると認識しておいていただければと思います。

そしてこのスタンドアローンバリューに対し、
自社の取引先と提携してもらい、顧客基盤を拡大することで、プラスのシナジー効果が出たり(これを取ることがメインの目的です)一方で、取引先が重複し、購入量が拡大するので、結果として値引きさせられたりします。(マイナスのシナジー効果)

スタンドアローンバリューに、これら両方のシナジー効果の価値を、加算減算したものが、バイヤーズバリューと言い、これは、企業価値(EV)を示しているので、株主資本、負債に分かれます。

交渉では、「今どの部分の価格の話をしているのか」を把握しておくことが、重要です。

【お知らせ】
弊社代表の田中が登壇した、先月のセミナーのDay2のみをご要望にお応えし、
別途開催しますご興味ある方ははぜひご参加ください。




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ジェイ・キャピタル・パートナーズ株式会社の公式noteです。 プリンシパル(直接)投資と、M&Aアドバイザリー、IPOコンサルなどを行なっています。
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