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日本のアルコール市場が縮小していく中で、ノンアル市場活性化は一つの選択肢

レオス・キャピタルワークスの藤野英人さんの、「ゲコノミスト」のエントリーを、興味深く読ませていただきました。

下戸といってもいろいろで、意見は1つではないのです。
たとえばお酒の味が好きな下戸向けにはノンアルコールビールやノンアルコール梅酒は喜ばれるかもしれませんが、お酒が嫌いな下戸の人はノンアルコールビールを飲みたいとは思わないでしょう。「アルコールの代わり」ではなく、もっと視野を広げて開発していくことが、ノンアルコール市場の拡大につながるのではないかと思います。
私は、これまで無視され続けてきた下戸市場を開拓すれば、飲食業界が1〜2%程度は成長できる可能性があると見ています。

私は下戸ではありませんが、以前はタバコを2日に1箱空けていたのが、いつのまにかタバコをやめてしまった様に、いつかはアルコールを飲まなくなってしまうかもしれません。

アルコール市場の縮小に対する酒類メーカーの今後戦略をどうするか?

弊社代表の田中は、個人でオンラインサロンを持っているのですが、たまたま先週オンラインサロンのリアルイベントで、アサヒビールのCUB買収を行いました。

やはり日本では、アルコール市場が過去10年で3兆2000億円から2兆7000億円まで減少していることが分かりました。

酒類業界の市場規模は経産省の工業統計、および総務省・経産省の「経済センサス」を参照しています。

但し、出荷額は減少傾向ですが、製品ごとに見ると異なった動きしており、ビール、清酒、焼酎の出荷額は一貫して減少する一方、果実酒及びチューハイ・カクテル、ウイスキーは増加しています。

次に一人当たりの年間アルコール消費量推移です。

データは国税庁「酒のしおり」と総務省 人口統計です。

一人当たりの消費量は91年近辺の101リットルから、近年80リットルまで2割下がって来ており、やはりアルコール離れというのは事実のようです。

そう言った外部環境の中で、アサヒグループホールディングスは、海外展開に戦略を定め、大型買収を繰り返しています。

またキリンホールディングスは先日のファンケルとの資本業務提携により、、化粧品、サプリメント市場のアルコールでない市場への参入を強化しています。

そう言った意味では、藤野さんのおっしゃる、今後伸長していくであろう、ノンアルコール市場を強化していくというのも、酒類メーカーとしては、十分検討する価値があると思われるます。

一方で、先日、日本コカ・コーラが缶チューハイ市場に参入するなど、今後は、アルコール、ノンアルコール・清涼飲料と、プレイヤーが混在した戦いになっていくのかもしれません。

【お知らせ】

来月より、3回コースでケップルアカデミー様のスタートアップM&Aのコースで弊社代表の田中がお話させていただきます。ご参加お待ちしております。



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