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引受審査から見る取締役会の運営ポイント

会社法上は取締役会の開催は3ヶ月に1度で大丈夫ですが、上場準備に入ると、基本は毎月1回開催がマストとなります。

というか、ベンチャーで真面目に議論すると、ほぼ毎日取締役会決議事項が噴出し、実態は毎週取締役会を開催することになるので、そこの心配は無用です。

時期は前月の試算表が出来て、予算実績分析が終わったタイミングなので、引受審査に持ち込むには、通常、試算表完成が月初5営業日、取締役会開催が10営業日までが理想です。
要は試算表がいつ出来るかがポイントですが、最初から5営業日は無理でも、毎月1日づつ早める目標を立てて、各部署の締めを改善していくことが大事です。

特に原価、いわゆる仕入先から請求書の発送が遅れると試算表も完成しないので、仕入先には、翌月直ぐに発送してもらう依頼をお願いすることが重要となります。

また、取締役会の開催は非常勤役員にもメール、郵送にて事前に情報提供しておくこと、形式的な決議でないことをアピールすることが大事です。

また、基本、取締役、監査役が欠席することは、本当にやむを得ない場合以外は、原則認められません。最近は電話会議や、Web会議システムも充実していますので、極力参加をお願いします。

「〇月〇日取締役会第1号議案について詳細にご説明ください。」と、その事案の経緯、決定プロセスにも、個別に聞かれる場合があり、どの取締役がどの様な発言をしたかも、詳細に記録しておくことが重要です。特に反対意見がある場合は、実質的な議論がなされている証左となります。

【本日開催】

本日より、3回コースでケップルアカデミー様のスタートアップM&Aのコースで弊社代表の田中がお話させていただきます。ご参加お待ちしております。




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ジェイ・キャピタル・パートナーズ 【公式】

ジェイ・キャピタル・パートナーズ株式会社の公式noteです。 プリンシパル(直接)投資と、M&Aアドバイザリー、IPOコンサルなどを行なっています。

#IPOまとめ

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