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3-2.タテの兼務はOKだが、ヨコの兼務はNG 〜組織の作り方

今日は財務諸表と組織の作り方を見て行きましょう。

1. 財務諸表の整備


上場会社は、連結の財務諸表を「財務諸表等規則」という会計規則に則って作成し、これを一般投資家に開示する義務を負います。

財務諸表は、その企業集団の過去の財政状態・経営成績を表すものであり、財務諸表が正しく作成されていることを担保するものとして、監査法人による申請期前2期の監査証明が必要です。

財務諸表の整備として主に以下の作業が行われます

① 会計基準の新設・変更(「財務諸表等規則」で定める基準)
※売上計上基準を変更する場合や、段階利益(総利益、営業利益など)
の修正が発生する場合、過去の決算修正も必要となるため、
基準期が遅れる可能性があるので、注意が必要です。
② 会計システムの導入
※重要なのは、事務の正確性、スピードであり、これが担保される限り、
必ずしもシステムの導入が必須ではありませんが、
現実的には会計システムの導入が一般的です。
③ 伝票・帳簿等、帳票類の見直し及び集計、管理方法の見直し


2. 組織体制整備

組織図で説明します。取締役会は一部の取締役の独断なく、議題について、しっかりと説明、議論がなされ、決議に至っているかが、コーポレートガバナンスの上でとても重要になります。
また牽制機能が効かないため、同族の方は監査役に就任出来ません。

また、組織は「部」ごとの管理統制が基本になります。
そのため、同じ部の部長と課長の兼務は可能ですが、
違う部の部長を兼務することは認められません。

※タテの兼務はOKだが、ヨコの兼務はNG

また管理部では、不正の可能性を排除するために伝票を起票する課と、
その伝票処理(現金払出や振込)を行う課は区別されるようにすることが求められます。

※記帳と出納を別々

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